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医薬品用高速横ピロー自動包装機 S-7680

PROJECT STORY "S-7680"

従来機の基本設計を見直し、
新たな機械を開発するプロジェクト。

医薬品に特化した包装機械の開発は1970年代から行ってきました。その中でも2001年に完成したS-5680は、お客様からの大きな信頼を獲得した大森を代表する包装機械です。しかし、開発から10年を過ぎ、社内でもそろそろ基本設計を見直す時期ではという声が出始めました。そこで2014年12月、新たなプロジェクトチームが編成され、S-7680の開発がスタートしました。

高速ピロー機というと、処理速度にスポットライトが当たりがちですが、実は機械の性能に関して何よりも求められたのは品質の向上です。S-5680よりも高い、信頼性・耐久性を追求していくことが最重要課題。これに関しては、スタートの前年から3DCADが本格的に導入されたこともあり、強度計算や動作シミュレーションなどを活用し効率よく開発を進めて行きました。

機械設計面では高速稼働を実現するために、機械フレームや駆動部の改良を行い、振動対策に加えて、カバーリングの剛性も向上させることになりました。また、デザイン面ではS-5680はマイナーチェンジを重ねてきたので、後付けの部分が多く、それらを可能な限りスマートにさせたいという要望もありました。

プロジェクトの各メンバーが知恵を絞り、
ひとつひとつ問題を解決。

様々な問題点や課題を解決しながら、各担当者はプロジェクトを進めていきます。しかし、一筋縄では行かない部分も多く、その都度知恵を出し合うことが求められました。

まず、機械設計としてはS-5680で培ってきたものを、確実にS-7680に継承することが任務となります。これまでお客様の要望を汲み取り様々なオプションを開発してきました。今回それらをブラッシュアップし標準化しました。
標準化した機能の一つに自動サイズチェンジがあります。従来機種においてはマニュアルで切り換える必要があったサイズ調整を、自動的に行える機能です。これにより作業負担の軽減とともに切り換えミスをなくすることに繋がります。

電気設計面でも使い勝手の向上に対して、どのような協力ができるかが大きな課題となりました。そうした中で特徴的な変更が、トップシール圧管理とトップシール噛みこみ検知の改良に取り組んだことです。
S-5680ではそれらの機器が操作盤の前面に取り付けられており誰でも設定変更が可能なためセキュリティの観点から改善すべき点でした。設定を操作画面で行うことでセキュリティ機能も確保でき結果としてすっきりした機械外観になりました。

製造面では実際組み付けたときに部品同士が干渉しないことや加工、配線に問題ないことを確認しながらフィードバックをかけ、細心の注意を払い取り組んできました。

包装機械は完成が終わりではない。
さらなるお客様要求を追求していく。

試行錯誤を繰り返して、S-7680は2015年7月に行われたインターフェックス ジャパンで待望のデビューを果たします。この展示会ではより多くのお客様に新機種S-7680を見ていただき、様々な感想や意見をフィードバックすることが大きな目的でした。実際に会場内でアンケートを行い、その結果、操作パネルの位置を下げるという設計変更がなされました。そして、同年10月に開催されたジャパンパックで、完成形としてのS-7680が出品されました。

しかし、プロジェクトメンバーたちは全員、これですべてが終わったとは思っていません。むしろ、ここから始まると言い切る者さえいます。その理由は変化する医薬品の生産環境に対応しなければならないためです。ますますお客様の要求は高度になり、包装資材の多様化や生産能力の高速化、包装品の品質向上が求められています。

常にお客様の声に耳を傾け、要求に応え続けられるようにS-7680を大事に育てていきたいと思います。

PROJECT MEMBER
営業本部 医薬品グループ

営業担当としては、何としてもこのS-7680を作らないといけないという使命感を持っていました。途中、思うように進展しない時期があったこともあり、完成したときは本当にうれしかったです。しかし、それ以上に1号機をお客様に納品したときの喜びは、今でも決して忘れることができません。

技術生産本部 第2事業部
第2機械設計部 第2グループ

新機種に関しては新たに3DCADでの設計だった為、装置レイアウトや操作性の検証など、関係各署との打ち合せを重ね方針を決る際も、効率的に進められる事ができました。S-5680で培ってきた技術をブラッシュアップし、お客様からの要望を形にできるよう新機種を開発しました。

技術生産本部 第2事業部
第2電気設計部

大枠はS-5680を踏襲した形になりましたが、使いやすさの向上に少しは貢献できたのではないかと思っております。開発期間中はプロジェクトチームの一員として、電気設計の各担当とコミュニケーションをとり、機械設計や製造部とともに協力体制を築き作業を進めていきました。

技術生産本部 第1事業部
第1製造部 第3グループ

もちろん、完成したという達成感はありますが、これから個々のお客様のニーズに応えていくことのほうが重要です。営業担当ともコミュニケーションを取り合いながら、きちんとコストダウンが図れる形で組んでいくことが大前提となると考えています。S-7680は、これからの機械なのです。

技術生産本部 第2事業部
第2製造部 第1グループ

私は機械の組み立ての調整を担当しました。組み上げて、動作を確認して、最後に商品サンプルにピロー包装が施されたとき、心の底からほっとしたのも覚えています。展示会には説明員として参加し、お客様の生の声や反応を聞くことができ、それをまた機械に還元することができました。

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